メークス株式会社
瀬戸陽介さん(仮名・人事総務) 28歳
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自分の力で組織を大きくしたい。大手建設コンサルを経て、人事で挑む新たな舞台。
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筑波大学大学院を修了後、日本最大手の建設コンサルタントに入社し、大阪でキャリアをスタートさせた瀬戸さん。結婚を機に茨城へUターンし、運送会社で人事総務を経験。その後、住宅用ユニット式基礎鉄筋の分野で日本一のシェアを誇るメークス株式会社へと転職した。
「自らの手で会社を大きくする実感を味わいたい」という強い想いで同社へ飛び込み、入社わずか3カ月で人事総務課の課長に昇格。第一子の誕生と同時に柔軟な働き方を確立し、仕事のやりがいと理想の子育て環境を高い次元で両立してきた。
急成長を遂げる企業の変革期を、大きな裁量を持って支える瀬戸さんに転職の経緯と現在の仕事について伺った。
※本記事の内容は、2026年9月取材時点の情報に基づき構成しています。
- 過去の
転職回数 - 2回
- 活動期間
- エントリーから内定まで94日間
転職前
- 業種
- 運送業
- 職種
- 人事総務
- 業務内容
- 採用・労務の実務全般、組織開発
転職後
- 業種
- 製造業
- 職種
- 人事総務
- 業務内容
- 新卒・中途採用の実務全般、人事評価制度の構築など
「歯車を自分で回したい」最大手を離れ成長企業へ。
現在のお仕事はどんな内容ですか?
メークス株式会社の人事総務課で、新卒・中途採用の実務全般を担当しています。当社は住宅の基礎となるユニット鉄筋を製造・販売する業界トップシェア企業で、全国7拠点に工場を構えています。いまは事業承継を経て、若い経営陣のもとで事業拡大を目指す「第2の創業期」にあります。
私の主なミッションは、年間約100名規模の正社員採用です。母集団形成から書類選考、面接、内定、入社手続きまでを一貫して担当しています。加えて社内イベントの企画や労務管理、人事評価制度の構築など、組織の基盤づくりにも幅広く携わっています。
入社前のご経歴を教えてください。
茨城県日立市で生まれ、筑波大学・同大学院に進み、橋梁やトンネルなど社会インフラの維持管理を研究していました。修了後は建設コンサルタント大手の日本工営株式会社に入社し、大阪で道路構造物の管理計画立案や現場立ち会いに従事しました。
その後、当時交際していた妻との結婚を見据えて大阪から茨城へUターン転職。地元の運送会社で未経験から人事総務のキャリアを始めました。採用難易度の高い職種を担当し、工夫を重ねるなかで求人実務や転職市場の仕組みを学びました。
転職のきっかけは?
前職の人事総務には、大きな手応えを感じていました。一方で、働くうちに「もっとエネルギーのある会社で、会社の成長と同時に自身も成長していきたい」という想いが強くなっていきました。
大きな組織の一つの歯車になるのではなく、その歯車を自分で回す立場で働きたい。会社が本気でアクセルを踏む場面に自分も加わって力になりたい。そう考えたことが、転職を決めたきっかけです。
転職活動はどのように進めましたか?
前職で採用を担当していたため、転職市場のトレンドや求職者の動きをつかんだうえで活動を始めることができました。そのため、信頼できる転職支援会社を通した活動に最初から絞っていました。
リージョナルキャリア茨城(運営:リージョンズ株式会社)を選んだのは、求人票の情報だけでは見落としそうな「地元の優良な成長企業」を提案してくれたからです。表に出てこない経営者の想いや企業の将来性まで知ることができ、条件だけではない安心感を持って選考に進めました。
今の会社に決めたポイントは?
決め手は、面接で会った社長や役員の「若さと熱量」です。当時42歳の社長はパワフルで、中小企業の経営者に対して抱いていたイメージが大きく変わりました。
語られるビジョンも明確でした。「売上100億円から5年で200億円のステージへ広げ、世の中になくてはならないインフラ企業になる」という成長ストーリーに心を動かされました。新しいことに挑戦する体力も意欲もあり、人事総務として熱量を持って取り組める。そこが他社にはない魅力でした。
中途でも正当に評価され、仕事も子育ても諦めない。
転職していかがですか?
良い意味で期待を裏切られる連続で、中に入ってからのほうが面白さを実感しています。「鉄筋のモノづくり」という一見アナログな業界ですが、社内のDX推進のスピードは驚くほど速いです。数億円を投じた基幹システム(SAP)の導入で各工場から紙が消え、ペーパーレス化が実現しました。
私自身もAIと協働しながらプログラムを書き、人事評価システムを自社開発して運用にこぎ着けました。入社からの2年弱で会社の売上は100億円から130億円に伸び、自分が採用した人材も各地で活躍しています。会社の成長に直結している手応えがあります。
転職して良かったと思うことは?
年齢や社歴の壁がなく、意欲と成果次第で組織を動かせる「大きな裁量」に尽きます。
私自身、20代での中途入社にもかかわらず、入社3カ月後には課長へ昇格しました。自分から提案して動いたことを、経営陣が正当に評価してくれた結果だと思います。結果が評価に直結する環境は大きな魅力だと感じています。
困っていることや課題はありますか?
会社がスピード感を持って動いているぶん、この2年間は多くのプロジェクトが同時に進み、ついていくのに必死でした。
2025年には福岡支社と北陸工場を新設しました。さらに来年には愛知工場の立ち上げも控えています。SAPの導入や人事評価制度の構築なども並行しています。
大企業のように制度が整っているわけではありませんが、未完成だからこそ自分で課題を見つけ、仕組みを提案して形にできる面白さがあります。大変さよりも楽しさが勝っています。
生活面の変化はありましたか?
入社直後に第一子が生まれ、暮らしは大きく変わりました。妻は大阪出身で、縁もゆかりもない茨城へ一緒に移り住んでくれました。だからこそ転職時は「家族との時間を最優先にできること」が絶対に譲れない条件でした。
メークスでは柔軟な働き方と裁量が認められ、家族の時間を大切にしながら働けています。土日はしっかり休めるので、週末はつくばエリアの広い公園に出かけるなど、のびのびと過ごしています。
転職を考えている人にアドバイスをお願いします。
まずは「書類上の条件だけで選択肢を狭めず、自分の目で見て判断すること」を大切にしてほしいです。
面接は選考されるだけの場ではなく、求職者の側から経営者や職場の空気を直接確かめられる「逆面接」の機会でもあります。会って話すことで働くイメージが具体的になり、志望度が上がることも珍しくありません。
また、求人票だけでは見過ごしそうな、ポテンシャルの高い地元企業を引き合わせてくれる紹介会社の存在は欠かせません。私自身、リージョナルキャリア茨城との出会いがなければ、今の環境はつかめませんでした。迷っているなら、まず行動して世界を広げてみてください。