転職成功者インタビュー

株式会社ユードム
高橋奈緒さん(仮名・人事) 29歳

採用して終わりではない。茨城で出会った、入社後まで大切にする会社。

茨城県出身の高橋さんは新卒で県内の銀行に3年半勤務した後、東京の不動産会社へ転職。会計事務を経て新卒採用を担当し、初年度から採用目標を達成するなど活躍していた。再び茨城で働くことを考え始めたのは、当時交際していた現在の夫が茨城勤務になったのがきっかけだった。

転職活動を進める中、リージョナルキャリア茨城(運営:リージョンズ株式会社)から紹介されたのが、ソフトウェア開発を手がける株式会社ユードムだった。社長自らが社員の声を聞き、職場環境の改善や採用後の社員を大切にする姿勢に深く共感し、入社を決めた。

現在は総務部で新卒採用を担当し、「入社前に感じた会社の印象と、実際の職場にギャップはありませんでした」と話す高橋さんに、茨城での転職活動と現在の仕事について伺った。

※本記事の内容は、2026年10月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで56日間

転職前

業種
不動産
職種
人事(新卒採用)
業務内容
会計事務を経て新卒採用を担当。

転職後

業種
情報通信業
職種
人事(新卒採用)
業務内容
新卒採用の募集・選考運営を担当。新入社員研修の運営もサポート。

「茨城では人事の求人が少ない」。それでも見つけた、経験を生かせる仕事。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

現在は、ソフトウェア開発を手がける株式会社ユードムの総務部で、主に新卒採用を担当しています。直近2年はいずれも新卒32名を採用しました。現在は年間35名程度を目標に動いています。

採用チームでは担当を細かく分けず、全国の大学や専門学校への訪問、会社説明会の運営、選考対応など、それぞれができることを手分けして進めています。必要に応じて一人で動くこともあれば、ほかのメンバーと連携して対応することもあります。

採用以外では、新入社員向けのビジネスマナー研修や技術研修の運営もサポートしています。

入社前のご経歴を教えてください。

茨城県出身で、立教大学卒業後は地元の銀行に入行。窓口業務を経て、カウンターセールスとして保険や投資信託などの個人営業を担当し、3年半勤めました。

営業職よりバックオフィスで周囲を支える仕事に携わりたいという想いと、一度は東京で働いてみたいという気持ちもあり、東京の不動産会社へ転職しました。銀行で数字を扱った経験を生かして会計事務を2年ほど担当した後、社長から声をかけられ、新卒採用を任されることになりました。

同社にとって10年ぶりの新卒採用で、私自身も会社としても、新卒採用の知見がない状態からのスタートでした。そこで、就職情報会社など社外の専門家から積極的に情報を集めて採用の知識を身につけていった結果、初年度から採用目標を達成できました。

転職のきっかけは?

一番のきっかけは、当時交際していた現在の夫が茨城で働くことになったことです。一緒に暮らすため、私も茨城への転職を決めました。

また、前職での採用業務自体にはやりがいを感じていたものの、「入社してもらうことをゴールとした採用」ではなく「入社してくれた社員を大切に育てていく環境」で働きたいという想いが強くなっていました。

そうした自身の価値観の変化と生活環境のタイミングが重なり、地元での転職を決意しました。

転職活動はどのように進めましたか?

転職活動では、3社の転職支援会社に相談しました。リージョナルキャリア茨城はWeb検索で見つけ、「地域密着」という言葉に惹かれ、どんな求人があるのか聞いてみようと転職相談会に参加しました。

他の大手転職支援会社からは、「茨城では総務・人事系の求人が少ない」と言われ、金融や不動産関連の求人を勧められることが多くありました。一方、リージョナルキャリア茨城のコンサルタント、佐藤さんは、私の希望に沿って求人を丁寧に説明してくれました。

面接前には、車の運転に不安があると伝えたところ、広い駐車場のある近隣施設の場所まで教えてもらいました。地域に詳しいからこそのきめ細かなサポートだと感じました。

今の会社に決めたポイントは?

入社の決め手は、社長が自ら社内の環境改善に取り組み、低い離職率を実現しているという点でした。

前職は新卒採用の目標達成を重視する一方、入社後の定着までは目が届いていない印象がありました。これまで実現できなかったことが、この会社ならできるかもしれないと思ったのが大きな決め手です。

また面接の場でも、良い面だけを見せるのではなく、誠実かつオープンに接してくれたことが、安心材料になりました。

同じ想いの仲間と進める採用。ITの知識も一から学ぶ。

転職していかがですか?

前職では新卒採用をほぼ一人で担当していましたが、現在はチームで採用を進めています。チーム全体が「学生さんにミスマッチのない就活をしてほしい」という共通の想いを持って動いています。

前職のように一人で試行錯誤しながら採用を進めるのではなく、同じ熱量を持つ仲間や上司と相談しながら目標に向かって走れることに大きなやりがいを感じています。

転職して良かったと思うことは?

採用の仕事を続けながら、これまで馴染みのなかったITの知識を身につけられたことです。前職でも新卒採用を担当していましたが、採用する職種は不動産会社の営業職からシステムエンジニアへ変わりました。

入社当初は聞き慣れない専門用語も多く、戸惑うことがありましたが、研修などを通じて学ぶ機会があり、資格奨励制度が勉強を続けるモチベーションにもなりました。基本情報技術者試験に向けて学ぶなかでITの知識が身につき、学生に仕事内容を説明する際にも役立っています。

困っていることや課題はありますか?

一方で、実際の業務で使われる技術の理解は、今も課題です。学生に業務内容を分かりやすく説明するには、まず自分自身が理解しておく必要があるからです。

エンジニア出身の同僚に話を聞いたり、他部署の社員と話す機会を意識的に増やしたりしながら、少しずつ理解を深めています。

生活面の変化はありますか?

一番大きな変化は、結婚したことです。転職せずに距離が離れていたら、結婚のタイミングも変わっていたかもしれません。

また、結婚休暇とアニバーサリー休暇を活用し、新婚旅行ではイタリアとスペインに行くことができました。

休日は銀行員時代の友人と過ごすことも多いです。当時の同僚が水戸市内の別の職場に転職していることもあり、近い距離で交流が続いています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

茨城に戻ると決めた当初は不安がありました。「希望の職種が見つからないかもしれない」「車通勤で苦労するのでは」と考えたこともあります。

そのような状況でも、諦めずに活動することで希望の求人と出会えました。地元企業とのつながりがあるリージョナルキャリア茨城だからこそ、紹介してもらえた求人だったと思っています。

大手の転職支援会社だけで判断せず、地域密着型のコンサルタントにも一度相談してみることをおすすめします。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
佐藤 照昭

高橋さんとは、2024年3月に初めてお会いしました。当時の職場での新卒採用業務が落ち着くタイミングを見極めながらの転職活動でした。

当初から人事や会計の知識を活かせるバックオフィス業務をしたいというご希望をお聞きしており、複数の情報を比較しながら活動を進められていました。最終的に私たちで高橋さんの想いの実現をサポートでき、とてもうれしく思っています。

高橋さんが作成した新卒採用の説明会資料を拝見する機会があり、就職活動中の学生に伝わりやすい工夫が随所に見られました。これまでの採用経験を生かし、今後もユードムの採用を支えていかれることを期待しています。

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