転職成功者インタビュー

メークス株式会社
中村拓也さん(仮名・購買) 32歳

家を持つことから始まった茨城への転職。設計経験を活かし、未経験の購買に挑む。

大学卒業後、大手自動車メーカーのグループ企業でエアコンの設計に携わった中村さん(仮名)。その後、自動車のチューニング・メンテナンスを手がける企業へ転職し、自社製品の設計から商品写真の撮影、ホームページの制作まで幅広く担ってきた。

転機になったのは、「家を持ちたい」という思いだった。自身の実家と妻の実家の中間にあたる茨城県取手市に自宅を構えることを決め、それから茨城県内で仕事を探し始めた。

転職先に選んだのは、住宅用ユニット式基礎鉄筋を製造するメークス株式会社。これまで培った3D CADの経験を新工場のレイアウト検討などに活かしながら、未経験だった購買業務にも携わっている中村さんに、転職活動と茨城での生活を振り返ってもらった。

※本記事の内容は、2026年10月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで59日間

転職前

業種
自動車関連
職種
機械設計(3D CAD)
業務内容
自社製品の設計に加え、自社ホームページの制作や商品写真の撮影を担当。

転職後

業種
製造業
職種
購買
業務内容
購買業務を中心に、新工場のレイアウト検討や鉄筋の自動搬送装置(AGV)の導入検討にも携わる。

仕事より先に暮らす場所を決め、居住地を起点に始めた転職活動。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

入社してすぐは生産管理や製造技術に携わり、工場設計やレイアウトの最適化などを担当した後、組織変更を経て購買を担当しています。購買は未経験の分野で最初は苦手意識もありましたが、現在では手ごたえを感じています。

製造技術のときには、新工場のレイアウトを3Dでモデリングして、設備配置や作業動線も含めた稼働時のイメージを共有したり、現場で使う鉄筋曲げ用の治具を3Dプリンターで設計・製作したりと、幅広い業務を行っていました。

入社前のご経歴を教えてください。

大学卒業後、大手自動車メーカーのグループ企業に入社し、設計ソフトのCATIAを使ってエアコンの設計を担当しました。

その後、自動車のチューニングやメンテナンス、自社製品の開発・販売を手がける企業へ転職し、そこでもモデリング・設計ソフトを使った製品設計を担当しました。

また、製品開発だけでなく販売にも関わり、商品写真の撮影やホームページ制作に加え、サプライヤーとの価格交渉や販売価格の設定も自分で学びながら担当しました。

転職のきっかけは?

前職では、設計だけでなく写真撮影やホームページの制作など、できることが増えるにつれて担当する業務も広がっていきました。幅広い仕事を経験できた一方で、仕事の量と待遇のバランスについて考えるようになったことが、転職を意識した理由の一つです。

もう一つ大きかったのが、「家を持ちたい」という思いでした。自分の実家と妻の実家の距離を考え、その中間にあたる茨城県取手市に新居を構えることにしました。取手市は常磐線一本で東京に出られ、自然も身近にあります。自宅を決めた後は茨城県内で車通勤できる会社を探しました。

転職活動はどのように進めましたか?

最初は大手の転職サービスに登録しました。その後、リージョナルキャリア茨城(運営:リージョンズ株式会社)にも登録し、コンサルタントの佐藤さんと話すようになりました。

大手のサービスから多くの求人が届きましたが、私の場合はたくさん求人を見るというより、自分の条件や考えを踏まえて相談できる方が合っていたと思います。

コンサルタントの佐藤さんは親身に相談に乗ってくれて、入社まで支えてくれる印象がありました。最終的には他社には応募せず、メークス株式会社一社に絞って選考を進めました。

今の会社に決めたポイントは?

これまでの設計経験を活かせる一方で、今までとは違う仕事にも触れられそうだと思ったことです。また、住宅用ユニット式基礎鉄筋の分野でトップを走っている会社であることにも惹かれました。

もう一つ大きかったのが、面接で話をした技術畑の顧問の存在です。自動車メーカーで設計を経験していた方で、技術の話をする中で意気投合しました。「ここだったら、顧問と一緒にものづくりを楽しめるんじゃないか」と直感しました。

「技術的な視点を持つ人が少ないので、ぜひ入ってほしい」と言ってもらえたことも、入社を後押ししました。

設計だけではわからなかった、会社全体の動きが見えるようになった。

転職していかがですか?

入社してから大きなギャップは感じませんでした。周りの社員も、以前から一緒に働いていたかのように自然に声をかけてくれて、すんなり馴染めました。

製造業なので、夏場の工場はかなり暑いです。ただ、空調服や保冷剤、飲み物などが用意されていて、暑さへの対策もしっかりしています。実際に働いてみて、細かいところまで働く人のことを考えてくれている会社なんだと感じました。

転職して良かったと思うことは?

一つは、もともと苦手だと思っていた購買を経験できたことです。やってみると、会社のお金がどう動いているのかが見えるようになりました。仕事をしていると、まだ改善できるところもたくさん見えてきて、「自分にも変えられるところがある」と感じています。

今は目の前の仕事で手いっぱいになることもありますが、一つずつ改善して、新しい事業にも取り組める状態をつくっていきたいです。

あとは、通勤が楽になったことですね。埼玉にいた頃は、少し走っては信号で止まることの繰り返しでした。今は河川敷や田んぼの中を走るような道なので、信号も少なく、気持ちよく通勤できています。

困っていることや課題はありますか?

今は、やりたいことに対して人手が足りないと感じています。会社が目指している方向にはすごく共感しています。トップランナーであり続けようとする姿勢も、一緒に力を添えて会社を成長させたいと思える部分です。

ただ、今は購買を中心にいろいろな業務を兼務しているので、手が回らないこともあります。人が増えれば、改善したいことや新しく取り組みたいことにも、もっと手を付けられると思っています。

生活面の変化はありましたか?

収入面では前職より上がったので、子どものために使えるお金が増えました。教材なども、以前より気兼ねなく買えるようになったのはありがたいですね。子どもが2人いるので、平日は仕事に集中し、土日はきちんと休むようにしています。

休日は子どもの相手をして終わることも多く、正直、疲れ果てることもあります(笑)。それでもオンとオフをしっかりと分けて、メリハリをつけて生活できています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

安定した環境にいるほど、一歩を踏み出すのは怖いと思います。私もそうでした。でも、一度少し引いて、「自分は何がしたいのか」「自分の力をもっと発揮できる環境はどこなのか」を考えてみることは大事だと思います。

その結果選んだ道であれば、人生は何とかなると思っています。自分なりに考えて出した答えなら、それを大事にしてほしいですね。メークスも、「やります」と手を挙げれば挑戦させてくれる会社なので、自分から仕事に関わっていきたい人には面白い環境だと思います。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
佐藤 照昭

中村さんは自宅を構える場所を先に決め、そこから車で通える茨城県内の企業を探すという、転職の軸が明確でした。メークス株式会社をご紹介した際には、3D CADを使った設計経験が同社の製造技術や工場づくりに活かせるのではと考えていました。

また、ご自宅を建てる際にも3Dモデリングと3Dプリンターを活用したと伺い、驚いたことを覚えています。入社後も設計経験を活かして治具の製作や新工場のレイアウト検討に携わり、現在は購買も担当されていることを嬉しく思います。

今回改めて伺った中村さんのお話から、ご自身の経験を活かすだけではなく、未経験の仕事にも挑戦しながら自ら会社の改善点を見つけて動いている様子が伝わってきました。今後さらに仕事の幅を広げ、活躍されることを期待しています。

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